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-Meet the experts- 30th annual meeting of the infectious diseases society in OB and GYN

第30回学術集会長ご挨拶Message from the congress president

 産婦人科領域におきましては性感染症、母子感染、性器の感染症など感染症による疾患が多くあり日常臨床においても大きな分野を占めています。この20年は細菌に加えクラミジアや多くのウイルス性疾患が発見され産婦人科領域における感染症は益々広くなると共にその重要性が増してきました。ヒトパピローマウイルスが子宮頸がんの原因であることが判明すると共にワクチンが開発され公費負担により広く接種されるまでになりましたが、その効果や持続性など、まだいくつもの課題があります。母子感染の分野でも風疹に加えてエイズウイルス、成人T細胞白血病ウイルス、サイトメガロウイルス、ヘルペスウイルスなど多くのウイルスが母子感染し胎児に異常をもたらすことが発見され、次世代への影響も大きいことが判ってきました。しかし、妊婦管理のあり方など不明の点が多いのも事実です。
 今回は第30回という節目に当たりますので「産婦人科感染症における現状と将来展望」というメインテーマのもとで多くの産婦人科感染症の中で最も重要なテーマを選んでそれぞれのテーマのExpertsに「Meet the Experts」としてご講演していただき討論を深めることを企画致しました。
 産婦人科感染症の現状と臨床展望についての最近の知識を知るには絶好の機会です。皆様のご参加をお待ちしております。

第30回日本産婦人科感染症研究会
学術集会長  川名 尚 (帝京大学医学部附属溝口病院産婦人科)

contents

第30回日本産婦人科感染症研究会

2013年6月30日(日曜日)
於 山上会館(東京大学)

学術集会事務局
〒213-8507
神奈川県川崎市高津区溝口3-8-3
帝京大学医学部附属溝口病院
産婦人科医局内

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E-mail
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